往年の名機の後継機 購入準備作戦


Roland JUPITER-8 なる1981年に発売されたシンセサイザについては、ビンテージものを中古で売っている楽器店でしかホンモノにさわったことがなく、発売当時の売価が980,000円だったというし、中古市場でも500,000円ほどの値がついていたような記憶もあり、趣味のオモチャとして買うにはそうとうな高額製品で、おいそれと手の出るモノではなく、ホントにプロ仕様として世に出た、まさに日本製の名機と呼ばれていたシロモノである。


そしてその後継機として、JUPITER-80なる機種がすでに昨年六月にリリースされていたのを、本日のランチ後に立ち読みした雑誌でいまさら知ったのは、そうしたモノに多少は造詣があると自負していただけにショックだったし、そのブランドの血流のようなものがいまだに脈々と引き継がれていることに驚いた。

この機種のなにがヨイかって、まずはパネル上に並べられた、いろんな色に光るボタン類が、1980'sのハートをつかんで離さない感じで、とにかくまずは現物を見たくてしかたがない。


さっそくオフィスに戻ってRolandのWebサイトをチェックしてみると、いまどきの動向としては当たり前のことながら、価格が掲載されておらず、標準価格としては300,000円弱で販売されているようである。
かの往年の名機が流通していた時代とは違い、とっくにアナログからデジタルへ技術の進歩が遂げられているのだから、三割程度の価格帯になっているとはいえ、もちっと安価にならねぇか?とジタンダ踏んでも詮ないことはわかっている。

とはいえ、いつものようにこのオモチャほしい!といっておいそれと手の出るものでもないし、そうであるがゆえに、いまほしくて仕方がない逸品である。



まずはお茶の水の楽器店街ででも、実機をさわり倒して検証してこようと思っている。



















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