第四次 輸入作戦

正確には輸入というよりは、海の向こうに棲む友人宅宛てに発送するよう手配し、そこからお手数をかけて国際便にて送ってもらったモノではあるが、国内のそこら販売店で買うよりも半額以下で買えることがわかっていながら、わざわざ国内正規価格で調達する愚挙もあるまい。
実際に発注を入れ、まずはかの国の国内宅配ルートで友人宅を経由し、そこからさらに国際郵便で手元に届くまでおよそ二週間を要したが、特段急ぐでもないし、そもそも週末のお休みにしか出番のないモノばかりなので、まったく差し支えなくおトクに入手できるというモクロミである。


製品を包むビニールには、いろんな言語で注意書きがある。
さすが訴訟大国とでもいうべきか、こうした先まわり的な対策にはアタマが下がる想いである。
それにしても、どこかヘンな日本語で、オモチャじゃないコトくらいは見りゃわかるよっ!という感じである。


今回のメインアイテムとしてオーダした、革ジャケットの下に着るMid-Layer Nylon Jacket Liner なる、かの社の謳うところの「防風性に優れ・内部の体温を保持する」ジャケットである。


AN AMERICAN LEGENDを謳うわりにはMADE IN CHINA というところが、なんともまあ、いまどきの「グローバリゼーション」というヤツだろうか。
フロンティア精神や不死鳥精神 (なんてモノがあるのかどーか知らないが) は過去のモノとなりにけりというあたりに、なんとも情けない気分になるのは、きっと私だけではないはずである。



ココにも何カ国語も書かれている。
意味はわかるのだが、なんでしょうねぇ、このロボット翻訳で作ったような文章は...


さらにあわせて買ったのは、生涯で三品目となるGORE-TEXモノで、Waterproof & Windproof Nylon Gloves なるグローブある。
いま現在着用している皮革製グローブは、極寒のなかではすぐ冷たくなってしまうので、今回はナイロン製を試してみるコトにした。

さっそく手に着けてみる。


Mid-Layerをさっそく着用してみる。
薄手なのにけっこう温かく、こんな具合に手首から風が入らないような仕上げをしてある。


そしてこの上に、GORE-TEXを着用するとこうなる。
こうして夜中にいろいろ着けたりして狂喜乱舞しているあたりが、毎度おなじみ、私もいよいよなんとも与しやすい消費者っぷりまる出しといえよう。


そしてこの翌日、FLSTFの車体を購入した、わがヤサから40kmほど離れたディーラで各種ウエア類の40%OFFセールをしているというので、今回買ったジャケットやグローブの使い心地を試したかったのもあり、ちょっとFLTSFに乗りがてら見に行ってみた。

ここでもまたまたGORE-TEXMen's FXRG3 Boots なる長靴が破格で出ており、買うべきか買うまいかウロウロと悩むコト30分、iPhoneでこちらのWebページを見たりしてオリジナルの価格を確認すると、なぜかブーツに関しては、かの国でもこちらでも価格帯が変わらないコトを確認し、それだったら六掛けの10,000円以上お安いのはオトクでしょう!とヒザを打ち (ホントは打ってないが) お買い上げと相成り、意気揚々と店をあとにして持って帰った。
こちらは、さっそく履いてお買い物に出掛ける前の図である。


だいたいこんなところである。



















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