東伊豆ツーリング + 沼津でウナギ
すっかりイイ季節になり、こういう時期は年間でもそう多くはないモノなので、こういうチャンスを逃すまいと、二輪を南に走らせてきた。
今回の航行路線図はこんな感じだった。
より大きな地図で 20120429 Touring around IZU を表示
毎度おなじみのコースになりつつあるが、ホントは伊豆半島を海沿いにぐるりと制覇したいといつも思いつつ、時間切れで浅いところで引き返している自分がもどかしい。今回はターンパイクを横目にしながらそこへは入らず、沼津のほうに抜けてきた。
東名高速に入るには山手トンネルを抜けて渋谷から首都高速3号線に抜ければよいコトをわかってはいたものの、二輪は中央環状での二人乗りは禁止されていると思い込んでいたため、いままではいつも環状八号線を通って東京インターまで行っていた。ところが、ココでもう一度確認してみると、全面禁止というわけではなく、渋谷から用賀に抜ける山手トンネル区間は走れるコトがわかり、これで東名まで一般道を使わずとも済むぜ!と意気揚々と出発した。
一時間もかからずに東京インターまではたどり着けたものの、ゲートを超えるとさっそくの渋滞のお出迎えで、われ先に本線に合流しようとするクルマが右向きに左向きに錯綜するカオス状態をすり抜け、まずは出発から90分ほどで海老名SAまでたどり着いた図である。
ゴールデンウイークのスタートしては好天に恵まれ、気温も上がってきて快適なクルージングが期待できる。
このところツーリングというと足が向いてしまう、伊豆は伊東の「ふじいち」が今回の第一目的地である。
フツーにナビで目的地を設定してしまうと、小田原厚木道路経由でのルートを案内され、伊豆の山越えで時間をとられてしまうので、今回は大井松田で東名を降り、西湘バイパスにて海沿いルートを選択した
美味い海鮮物を喰うときには呑みたくなるものだが、運転があるのでしかたなく、このどうしようもないノンアルコールをいただいて、少しでも気分を味わうコトにする。
店に行くのがお昼どきを過ぎてしまうと売り切れになっているコトもあり、これまでも何度かその苦杯を舐めたもので、こうしてきちんといただけるコトに、えもいわれぬ幸福感を感じる。
無事に昼食にありついたら、次は夕食のコトを念頭に置いてさらに走る。
いいかげんに走り飽きてきたターンパイクを横目にスルーし、西伊豆スカイラインを攻めてみた。
やはりずーっと乗っていると尻が痛くなってくるので、どっか道脇に退避できそうなところでひと休み!と思って停まったところが、なんだかこんな薄気味悪い場所だったコトを後悔した。
空にはちょっと雲がかかり始め、ややグレー気味の風景が、その薄気味悪さを助長する。
おまけに周辺にはこんな石像が林立し「長居は無用」という雰囲気を醸し出していたので、そうそうにココをあとにすることにした。
そうだ、夕食は浜松でウナギでも喰うか!といったんは思ったモノの、すでに時刻は15:00を過ぎており、これから行くのではちょっと遅かろうと、行先を沼津に妥協し、伊豆中央道を北上するコトとした。
道中「いちご大福」なる幟を見かけ、いちごプラザに入ってみた。
たしかに「びっくり」の名に恥じぬだけの大きないちごが入っていたが、画像を撮影し忘れて全部喰ってしまった。
同Webによると、こんな感じである。
18:00少し前に沼津市内に突入し、かつていろんなケチのついた食べログで沼津市内のウナギ屋を探し、ココに入ってみた。
そしてまずは、またまたこんなノンアルコールを呑む。
まさか一日に二度も呑むとは思わなんだし、すぐに呑み終わってしまって、もう一杯呑む?と訊かれたが、コレを何杯呑んでもしかたなかろうという気分になった。
そしてお待ちかねの「うなめし」が運ばれてきた。
ココのはなかなか美味かった。
先日開通したばかりの新東名をミーハーちっくにひた走り、足柄SAで一度だけ休憩し、その後都合20kmあまりに渡ってたび重なる渋滞をすり抜けまくり、22:00ごろ帰投した。
そして本日の総走行距離は413km、道中の給油は二回で、リッターあたり11.5km足らずの燃費というのは、二輪としてはそうとうなガソリン喰いだと思えるものの、二人乗せて走っているというコトを勘案して大目に見てやるコトにする。
そんな具合に、ほぼ半日でひさびさにガッツリ走った感じとなった。
だいたいこんな感じである。
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