販促用POPの威力を痛感

倉木麻衣については別にファンでもなんでもないのだが、なにげにアルバムはほとんど持っているし、なんだかんだでけっこう聴いていることもあり、CD屋の入口のところに立ててあった販促用の大きなPOPの前をいったんは通り過ぎたものの、もう一度戻ってしまった私は、まさにレコード会社のマーケティングに踊らされている愚かなコンシューマといえよう。

Beautiful(初回限定盤)(DVD付)

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こんなふうにPOPをまじまじと見るだけならまだしも、今日はあんまし時間がないので立ち寄らない、と決めていたそのCD屋にフラフラと入っていき、現物を手にとって買っちゃおうかどうしようか迷うこと数分、結局いったんは保留にして、iTunesで視聴してから検討しようということに。
ところがなんということか、帰宅してテレビをつけたらこのCDのCMが流れてPVらしき映像を見せられ、かなり心が揺らいだものの、ウチがいつも「引き籠もりちゃん」とこき下ろす(理由はよくわからない)倉木麻衣のCDなんか買って帰った日には、かなりケチョンケチョンになじられるに違いない。
くだんのiTunesにもちろんラインアップされていたが、やはり数百円の差で余録のDVDが入手できるというコトは、それが有形メディアであること以上に、購買モチベーションには大きく影響するものであるからして、買うならCDである。