iTunesとNintendoの共通点

先日、すでに持っている曲を、その購入時と同じApple IDでログイン後にiTunesからDLしたところ、新規購入扱いとされてしまった。

トサカに来た私が、さっそくかの社のサポセンにe-mailで連絡したところ、昨日になって以下のような返信があった。

カネ返してくれる (というか課金処理をストップしてくれる) のかと思っていたが、別の曲をDLできる処理としたそうで、それじゃまるで、昨年8月のNintendo 3DSの価格改定のときと同じやりかたじゃねぇかっ!という気分になった。









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ラジオ番組へのリクエスト

毎週日曜日の午前中に楽しみに聴いているのが、このラジオ番組である。 そのため私は、よほどの用事がないかぎりは10:00-12:00の間はヤサに引き籠もって外出しないようにしている。

この番組では、毎週メッセージテーマが決まっており、この数ヶ月間、それにちなんだ内容の駄文を毎週e-mailにて送っているものの、いまだ読まれたコトはなく、毎週悔しくて歯ぎしりをしてジタンダを踏んでいる。 とはいえ昨年秋に、メッセージを寄せたヒトの中から抽選で五名に当たるというノートだけは当選したコトがあるのがちょっとした自慢である。


本日も例にたがわず、性懲りもなくe-mailを送っておいた。 番組中に何度か流れる曲はやはり、リスナーからのリクエストによるものであり、そのメッセージに併記して送るコトになっているのだが、実際に採用されて流れるのは、たいてい昭和の流行曲であるのもAMラジオならではのテイストで、この点も非常に聴き心地がよろしい要素のひとつである。


本日のe-mailに私が書いたリクエストは、先日再結成が発表された、かのガールズバンドの草分け的なグループの代表曲にしておいた。


とはいえ、番組開始前に送っているのならともかく、送信時刻はすでに11:30am前後で、残り25分しかない放送時間中に読まれるのか、けっこう微妙なタイミングだった。ところが 今日もメッセージはスルーされたままかな...とあきらめかけていたなか、番組がエンディングにさしかかったところ、この曲のイントロが流れてきたではないか! 残念ながらメッセージのほうは読まれなかったモノの、それにちょっと近づいた感じがして妙にテンションが上がったのである。


しかしココでふと思ったのは、この曲はiPodに入っていて、いつでも聴ける状態なのだから、なにもわざわざラジオにリクエストしてまで聴く必要もないのに、特にラジオ世代というのは、どうしてこうリクエストをしたがるのか、というコトである。 同じコトはかの「ゆうせん」にも云えるが、そもそもなぜなのだろうか...?





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書くか書くまいか逡巡したが

今回は先日の正月二日、わが実家に行ったとき目にしたこんなオモチャについて駄文をしたためる。

マイパーソナルATM 2 シルバー

マイパーソナルATM 2 シルバー

妹夫婦のムスメふたり (= つまりこっちは実際の姪っ子) が、クリスマスプレゼントとして "サンタさんにもらった" というこのシロモノは、せっかくの正月気分を損なうに充分なパワーを持っていた。


われわれが実家に着くなり、先に来ていた妹一家のムスメふたりが、それぞれこの同じオモチャで遊んでおり、私の口から思わず出た第一声は「なんだそれ?!」だった。 しかもなぜに同じモノを二つも買ったのか訊いたところ「ひとつだと、それを巡ってケンカになる」からだとのコト。



上の子はすでに小学二年生、下の子は四歳なので、同じオモチャを巡ってケンカするにはやや歳が離れてないか?と思うし、それをコントロールできない親はそもそも育児放棄にすでに片足突っ込んでないか?という気がする。



とはいえ、この点は現実問題としてはそう単純ではないという意見もあるだろうし、そもそもヒトんちのことなので、私がとやかく云うスジアイのモノでもないだろう。 正月気分をぶちこわしにしてくれるのは、このあとのムスメふたりの所業である。


だれが与えたのかは訊かなかったが、ふたりはそれぞれ、硬貨や紙幣をそれなりに持っていて、そのオモチャに出したり入れたりしていた。 このオモチャは、いちおうキャッシュカードを模したプラ製のカードを入れて暗証番号を打たないと取り出せない仕組みにはなってはいたものの、自分で入れて自分で出すのだから、あまり意味がないあたりが笑止千万と云わざるを得ない。


しかもわれわれが呑んだり喰ったりしている間、それをずーっとやっており、そのたびにジャラジャラ、ガサガサというおカネの音と、オモチャから発せられる安っぽい電子音とが始終鳴っているという様相である。



だいたい、おカネは天下の回りモノ、決して衛生的でないコトはムカシからけっこう云われてきたモノで、あれだけガッツリ触りまくっていれば、かなりの雑菌が手に付いているコトだろう。 そのあと手も洗わせずにそのまま飲み食いさせるのだから、妹夫婦には呆れる。

余談ながら、上の子は年末にマイコプラズマ肺炎を煩ったそうで、日常がコレではそれもさもありなんといったところだろう。 ホント、オマエらは子どもが大事じゃないのか?とさえ思わざるを得ない。


そんなコトで、私にとってはすっかり興ざめした空気に追い打ちをかけるように、今度は爺さん婆さん ( = つまり私の両親) がふたりにお年玉を与え始めた。私の親戚スジではムカシから、単に親族間でカネが行き来するだけだろうという観点から、オジ・オバからはお年玉をあげないコトになっているので、私も当然その子たちにお年玉なんかくれてやらないのだが、祖父母からの場合だけは別というコトになっていた。 私も何年か前に祖母を訪ねたとき「美味しいモノでも食べなさい」などと36歳にもなって10,000円のコヅカイをいただいたコトがあるし、祖父母からみればいつまでも孫はマゴなのだろうから、それ自体はまあよかろう。



お年玉の額は上の子に3K、下の子に1Kだったようで、いまの相場なんかには興味はないモノの、私の感覚としてもそんなもんでしょ?という感じだった。 そもそも未就学児にカネなんか与える必要ないでしょ?というのがホンネでもあるし、オトナ視点で云うならば「もらえるだけありがたく思うべき」だろう。


そう思っていた刹那、最近少しはモノがわかってきたらしい四歳児のほうが「あ、これだけか」という極めつけのいっちょまえのセリフを吐きやがったのには、著しく気分を下げられた。
もちろん、そんな幼児のコトバに悪意などはなく、単純な印象で云っているコトくらいはわかっている。 とはいえ、先ほどからのオモチャの件でそもそもテンション下げ下げのさなかだったのが、私にはかなりの効き目があったようだ。


だいたい、敗戦直後の物資不足の時代でもあるまいし、これだけありあまるほど選択肢があるというのに、なぜにわざわざあのオモチャを買い与えるのか、私にはまったく理解できない。 もっと子どもに相応しい製品がいくらでもあるだろうに....と、あれから一週間たったいまでも、どうにも憤りがおさまらない。



ということで、せっかく正月気分で実家に行ったのに、私ゃすっかり不機嫌になって帰ってきましたとさ、という正月二日の出来事を、今後の自分へのなにかのイマシメのため、つづっておこうと考えた次第である。







おしまい





おせちもいいけど

カレーもね!というCM、いまも流れていたかどうかはさだかではないが、この年始はその気分を痛感している。


今回の年始三賀日最終日、こんなふうにすぐに外的要因に気分を支配されてしまいがちな自分の芸のなさを否めないながらも、この気分を引きずったまま、カレー喰いたいねぇ...それも気取ったインド風のではなく、日本人の好きなカレーだよ!などと云いながらクルマで出かけた先は、Olive Houseである。


まずは正月気分をむりやり持続させようと、ホントはホンモノが呑みたいのをガマンして、このどーしようもないビールテイスト飲料なるものをいただく。
なかなか持ってこないので、カレーと一緒に持ってくるんじゃなかろうか?と不安になってしまい、混雑した店内を必死の形相でさばいている店のあんちゃんを呼びつけ、「先にフリー持ってきてね!」と念押ししたら「いま準備してますから」とちょっとイヤな顔をされてしまった。 それにしてもこんなもん、だいたい生ビールでもあるまいし、どーしてすぐに出さないかなぁ..


実際行ってみると、このほかにもいろいろ並んでいる美味そうなメニューに心を動かされながらも初志貫徹し、インドカリーを注文して待つこと20分「オレのカレー」が運ばれてきた。 そうそう、コレだよ!とヒザを打つ(というか、ホントは打ってないけど)
期待を裏切らないこの味は、何度喰っても飽きがこないのが素晴らしいと思う。


いっしょに行った妻が頼んだのはこのホワイトソースのオムライスである。 こちらもなかなか美味かったので、こんど自分でシミュレートしてみようと思ったが、量を考えないと途中で飽きそうではある。
実際、出されてきたときは「え?これっぽっち?」と思わず云ってしまったヴォリュームだったが、実際のところちょうどよい量だった。


そういや、このテのオムライスを凝って作るのなら、いまのわが家にある調理器具では不足だねぇ、ちょっと台所雑貨店でものぞいていくか? イヤ、それだったらあすこのアウトレットのあの店行こうよ...というやり取りの末向かった先は、ZWILLING J.A.HENCKELS のショップである。
たいして広くもない店内を、ああでもないこうでもないと云いながら30分ほども観てまわった挙げ句、一品をとうとうご購入と相成った。


今回ゲットしたのが、このMilano Miniステンレス鍋 三点セットである。一個あたりに換算すると2,000円程度で、かなりおトクかと思う。なんといっても使用頻度の高いこれら三点の鍋類は、デザインがすべてお揃いなので、わが家の台所に一気に統一感が醸成される。


さっそくご開帳してみると、すべてにビニール袋がかぶせられて段ボールが挟まれており、こーしたごていねいな梱包にはアタマが下がりつつ、またまたゴミが増える心配がつきまとう。


手前の両手鍋とフライパンは直径16cmで、フタがフライパンと共用できるのがウレシイ。
この中でいちばん欲しかったのは小さいフライパンで、さっき喰ったホワイトソースオムライスにインスパイアされ、オムレツを半熟状態で分厚く焼いて、ちょっとシャレたオムライスを調理したかったというのが、今回このセットを選んだいちばんの動機となる。


ちなみに後ろに写っているのは、二年くらい前に購入した、同メーカのナイフブロックで、なかなかよく切れてくれる。
調理器具のブランドを統一できるのはなかなか気持ちのよいモノで、このほかにもうひとつ、野菜などの皮むきのピーラも揃えたりもしている。
ちなみにこのナイフブロックを買うまでの10年以上、わが家には包丁が一本しかなく、なんでも同じモノで切っていたというのが、いまにして思えばよくやっていたと思う。


そしてHENCKELSとはあまりカンケーないのだが、本日の中村屋のインドカリーがあまりに美味く感じたので、そのテンションが夕方の食材の買い物のときまで持続していたコトによるものである。
次回カレーを作るときは今回購入した新アイテム群を活用し、コイツをベースにかの店の看板料理をシミュレートするのだ!などといまから息巻いているものの、しばらくするとなにごともなかったかのようなテンションに戻ってしまうかも知れない懸念は払拭できない。

いずれにしても、さしあたり本日のところは洗浄して片付けるに終始したので、この使用感レポートは次回以降の記事にしようと思っている。


だいたいこんなところである。

朝練用ライディングウエア

師走12月も残すところ数日、いよいよ厳しい寒さとなってきた今日このごろである。


そんな気候下の朝練で着用するウエアが欲しいなぁと、先週よりいくつかの二輪用品店であれこれ物色しているが、なかなかピンと来るモノが見あたらない。 そもそもその手合いの店舗に並んでいるモノは、数はあっても種類そのものが少ないし、まさに玉石混合というコトバはそのためにあつらえたんじゃないかと思えるほど品質レベルの差が激しいのを痛感させられた末、どの店でも結局なにも買わずに帰ってきた。


一方、月日の過ぎるのはそれこそ早いモノで、かの赤いニーハンの納車からすでに一ヶ月が経過し、けっこうガンバったつもりでも総走行距離は700km弱程度にしか至っておらず、いまだ慣らし運転も終えられないなかで初回点検の案内を受けていたので、もうイイかと、ょっとディーラに出向いてきた。


点検は一時間弱で終わるというので、それを待っている間、メーカ純正品を買うしかないか...とか思いながら売場を見てみると、けっこうな数の型落ち・売れ残り品が定価の六掛けで吊ってあった。あわよくばこの中から買っちまおうと物色するとはたして、まあこれならなんとかイイでしょうというモノが見つかった。 しかも40%引きだからオトクな買い物だよね...などと自分で自分をナットクさせながら、コイツを買ってきた。
※ちなみにリンク先のは4Lとなっているが、実際に買ったのは3Lであり、私はそんなにムダにデカくないというのも、あわせてオコトワリしておく(ダレに?)。


かくして整備点検は滞りなく終わり「油脂類の実費とあわせてお会計してね...あと、ウエアのほうは、さすがに私も1,000円のケタとは云わないけど100円単位は丸めてね...そんくらいできるよね?」などと、オマエは売れ残りを四割引で買ってるクセに、ずいぶんエラそうだと思われそうなコトを云ってるにもかかわらず、担当のあんちゃんは快く対応してくれた。

ただ、その日はニーハンで行ってるから、さすがにコレを積んで持ち帰ることは敵わず、「今度クルマで取りに来るから、ちょっとしばらく店に置いといて!」と、これまたエラそうに云い残し、そのあと予定されていた義父との食事の約束時間を気にしながら急いで帰った。 明日にでも取りに行ってこよう。
...と思ったら、すでに年内の営業が終了してやがった。あんちゃんも、ヒトコト云ってほしかったよなぁ(泣)


ちなみにこうした買い物というのは、現物が手元にないと、あの「買っちゃった」感がまったく沸かないのは、だいたいあたりまえのコトなのだろうか。

さよなら! 僕らのソニー

ソニー信者から足を洗ってはや五年以上経つが、こんな本を見つけるとついつい読んでしまう。

さよなら!僕らのソニー (文春新書)

さよなら!僕らのソニー (文春新書)

いつも拝読している某Blogでの紹介で知るところとなり、さっそく勤務先最寄りの書店に足を運ぶと、はたしてそこには注目の新刊!として平積みしてあった。 そこから五冊を片手でムンズとつかみ上げ、いかにも全部買うんだぜ!との様相をなんの・だれのためにかわからぬまま醸し出しつつ、小市民の法則にしたがってそこから一冊を取ってレジへ持って行った。

この著者はだいぶ年長の方だが、同じような道程を経ているねぇと思わされ、共感する部分が多い。 実に楽しく読み進められそうである。