米国内の"姪っ子"のハナシ

病院での待ち時間のヒマにまかせてSNSにしたためた駄文の改訂掲載となる。

27年前に米国にホームステイしたときのホストが、そういう交流でよく云われるように "兄弟"だとすれば、そのムスメは姪っ子になるわけで、六年前に訪ねたときはまだ年端のいかないコワッパだった彼女もすでに9年生にもなるとのコトで、渡米当時の私より年長さんだというコトにいまさら気づいた。

こんなときの常套句「ツキヒハハクダイノクァカクニテ...」がATOKで一発変換されたらカンドーものだが、さすがに辞書に登録がないようだ。

それはともかく、そんなコトにも刻の移ろいを痛感しつつ、私にもいよいよ老眼が出始めるワケだ...などと、如実なカラダの劣化を意識せざるをえない今日このごろである。

そもそも、いまは外科医をやっているそのホストはそうとう多忙らしく、SNSなんかやるヒマもないのかどうか知らないが、そのムスメとその母ちゃん - つまりホストの奥さん - とは繋がってるのがこれまた不思議な感じもする。

ムスメは日本の学制なら中学三年生で、まさに受験生、換言するなら思春期ストライク!親御さんの云うコトなんかまったく耳に入るはずもない"じゃじゃ馬"のようで、かーちゃんとしては、かなり手を焼いている様子が、海の向こうからWeb経由で垣間見られる。

この間なんか、そのムスメのウォールに「ケータイの電源入れなさい!バッテリが死んでるのなら充電しなさい!」と怒っているポストがあり、あぁ多分、どっかに遊びに行ったままぜんぜん帰ってこないから、かーちゃんオカンムリなんだろうなぁ...どこの国でもこのへんの親子間コミュニケーションってあまり変わらないのねぇ、それにしても多くのヒトが見ているSNS上で公開親子ゲンカというのはいかがなモノですか?と、ほくそ笑んでしまった。

そんな彼女のポストにさっき見かけたのが「ペンギンは飛べない、ワタシも飛べない、ゆえにワタシはペンギンだ」というもので、コレを哲学的と取るか、はたまたそうとうひん曲がった性格の子と取るか、よくわからず悶々としている。

そして彼女らはどーせ日本語は読めないからと、ココに書いちゃう次第である。