Day Tripper

といえば、云わずと知れた The Beatles の Past Masters に収録されている一曲。

パスト・マスターズ vol.1&2

パスト・マスターズ vol.1&2


The Beatlesといえば、つい先日の9日(水)に、全アルバムのリマスタ盤とBOXセットの発売がちょっと話題になったようで、その日のNHKニュースでも報道されていたくらいなので、それなりの出来事といえるのだろう。
それによると、当日は開店前から行列のできる販売店もあったようで、なかには全アルバムをバラとBOXと両方で買っちゃうツワモノもいて、片方は保存版にするのだとのこと。

かく云う私自身、Beatlesに関してはそれほどフリークというワケでもないのだが、1993年に赤盤・青盤が発売されたとき、なにを焦ったのかあわてて輸入盤を購入してしまったクチで、あとから日本国内版の存在を知って歯ぎしりするコトに。

The Beatles 1962-1966

The Beatles 1962-1966

The Beatles 1967-1970

The Beatles 1967-1970

今回のエントリーのタイトルのDay Tripperについては、ちょっとした思い入れが。
というのも、かのYellow Magic Orchestraのセカンドアルバムにそのカヴァー曲が収録されているから。

YMOを知らずともダレでも聴いたことがあるだろう代表曲 Rydeen を探し求め、このCDではなくレコードで初めて聴いた1984年当時、B面二曲目のDay Tripper が Beatles のカヴァーだとは知りもしなかったが、作詞作曲に McCartney, Lennon と列記されていることをずいぶん経ってから発見。これはもしかして?と思った私は、熱狂的なBeatlesフリークの友人に、その曲がどのアルバムに入っているかを訊ねることに。もちろんそいつはそのアルバムをCDで所有しており、それをしばらく借り受け、カセットテープにダビングして、けっこうな頻度で聴くことになる。

そんなことで、このアルバムは私にとって、ちょっと変わったアプローチでの The Beatles とのファースト・コンタクトとなっている。
さすがに買っちゃうまではいかぬものの、リリースされたばかりのリマスタ盤のコーナーが設けられているのをいつものTSUTAYAで発見し、数あるアルバムの中から迷わずこれを選んできた。「音がこもっている感じがする」と評されていた(らしい)従来のCD盤に比べると、たしかにクリアな音質になっている感じはする。


この際なので、オリジナルアルバムを全部揃えてみようかとも思っている次第。