Sorry, This page is JAPANESE ONLY

いつも読んでる、とあるBlogに「英語版はこちら」というリンクがあるのにいまさら気づいた。
1990年代後半、個人が開設するWebサイト - 当時は恥ずかしくも、たいていのヒトが「ほーむぺーじ」と呼んでいた - が雨後の竹の子のように林立していた時期、 "Sorry, This page is Japanese only" などとトップのページ(というか本来はこれを「ホームページ」と呼ぶのだが)に謳ってあるのが散見されたのを思い出す。 だいたい、英語圏のヒトが極東の島国のマイナー言語でしかない日本語のWebサイトなんか観にきやしないから、そんなおことわりなんか要らないんだけどね...とかなんとか、そこココの記事で失笑を買っていたのが懐かしい。 とはいえ、そんななかでも、ときにはきちんとバカ正直に英語で同内容を綴っているところもあったもので、そういうところにたどり着いたときは、ホントにゴクローさんとアタマの下がる思いというかなんというか...という気分だった。
そんな黎明期を経て至るいま現在、Googleのサイト翻訳なるものがリリースされて久しいが、そんな便利なモノの存在なんかすっかり意識せずに、へーぇ、そのBlogには英語版なんかあるんだねぇと、ついついリンクをクリックしてみたところ、なーんだぁロボ翻訳かぁ...と受けたショックを忘れないうちに、ココに駄文を綴る次第である。

それにしても、Google翻訳ってのはたしかにスゴいなと思うのだが、そもそも肝心の日本語の原文が文章としては非常に拙いものだから、それはそれは呆れて哀しくなるほど、ホントにすっとこどっこいの英文になって表示されてしまう始末なのだ。 結局のところ、日本語としてはきちんと主語や述語が明記されておらずとも、日本人が読む限りは通じてしまっているその文章が、読む側がそれらの欠落部分をアタマの中で補完している - つまりは相手に甘えた文章 - ということになろう。

そして、オマエはそんなコト云うけど、それって具体的にどんな感じなの?というのが今回の大事な部分になると思うので、ホントならそのBlogのリンクでもココに貼っておけばヨイのかもしれないが、私もそこまでして他者を攻撃したり、讒言をほざくのが趣味というわけではないので、それは武士の情けで(別に武士じゃないけど) やめておくこととする。